このサイトの使い方マニュアルを表示(PDFファイル、約3MB)
このサイトでの検索方法は、簡易検索と詳細検索のふたつの方法が用意されています。簡易検索では和名、分類群、地域区分の3項目だけで検索します。検索結果は、写真付きの一覧で表示されます。詳細検索では、データベースに登録されている各項目について選択肢や文字列の部分一致などによって検索条件を設定することが出来ます。詳細検索の結果は文字の一覧表で表示されて、Excel形式でのダウンロードも可能です。
ホームページを開いた直後に表示される画面です。ここでは、和名、分類群、地域区分の3項目だけで検索が出来ます。検索結果は、写真付きの一覧で表示されます。
検索画面左側の「詳細検索を開く」と書かれた赤いボタンを操作すると、詳細検索画面が開きます。簡易検索に戻るときは、「簡易検索を開く」と書かれた赤いボタンを押してください。
詳細検索では、データベースに登録されている各項目について選択肢や文字列の部分一致などによって検索条件を設定することが出来ます。詳細検索の結果は文字の一覧表で表示されて、Excel形式でのダウンロードも可能です。
島しょ部で評価の対象とした地域は、伊豆諸島、小笠原諸島です。
伊豆諸島、小笠原諸島に地域を区分して、それぞれの諸島ごとに種の選定・評価を行っています。
本ホームページでは、種の現状の評価基準は、原則として環境省版レッドリストカテゴリー(2007)に準拠しています。カテゴリーとその基本概念は以下に示すとおりです。
本土部 | 島しょ部 | カテゴリー名称 | 表示 | 基本概念 | |
● | ● | 絶滅 | ![]() |
当該地域において、過去に生育・生息していたことが確認されており、飼育・栽培下を含め、すでに絶滅したと考えられるもの | |
● | ● | 野生絶滅 | ![]() |
当該地域において、過去に生育・生息していたことが確認されており、飼育・栽培下では存続しているが、野生ではすでに絶滅したと考えられるもの | |
● | ● | 絶滅危惧I類 | ![]() |
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、野生での存続が困難なもの | |
● | ● | 絶滅危惧IA類 | ![]() |
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの | |
● | ● | 絶滅危惧IB類 | ![]() |
IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの | |
● | ● | 絶滅危惧II類 | ![]() |
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧I類」のランクに移行することが確実と考えられるもの | |
● | ● | 準絶滅危惧 | ![]() |
現時点での絶滅危険度は小さいが、生育 ・ 生息条件の変化によっては「絶滅危惧」として上位ランクに移行する要素を有するもの | |
● | ● | 情報不足 | ![]() |
環境条件の変化によって、容易に絶滅危惧のカテゴリーに移行し得る属性を有しているが、生育・生息状況をはじめとして、ランクを判定するに足る情報が得られていないもの | |
● | ● | 絶滅のおそれのある地域個体群 | ![]() |
地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの | |
● | 留意種 | ![]() |
現時点では絶滅のおそれはないと判断されるため、上記カテゴリーには該当しないものの、次の①~⑧の選定理由のいずれかに該当し、留意が必要と考えられるもの <選定理由> 1. 準絶滅危惧(NT)に準ずる (現時点では絶滅のおそれはないが、生息環境が減少していることから動向に留意する必要がある) 2. 過去の環境改変により、生息地が限定されていたり、孤立個体群がある 3. 人為的な環境配慮により個体群が維持されている 4. 外来種の影響に注意する必要がある 5. 生活史の一部または全部で特殊な環境条件を必要としている 6. 自然の回復状況をあらわしている 7. 良好な環境の指標となる 8. タイプロカリティ(基準産地、模式産地)*1 |
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● | 留意種 | ![]() |
現時点では絶滅のおそれはないと判断されるため、上記カテゴリーには該当しないものの、次の①~⑧までの選定理由のいずれかに該当し、留意が必要と考えられるもの <選定理由> 1. 準絶滅危惧(NT)に準ずる。 (現時点では絶滅のおそれはないが、生息環境の減少、生息条件の悪化、 継続的な捕獲圧を受けている等の理由から動向に留意する必要がある。) 2. 人為的な環境配慮により個体群が維持されている。 3. 外来種の影響に注意する必要がある。 4. 生息環境や生息条件が限られていたり、生活史の一部または全部で特殊 な環境条件を必要としているため、環境の変化によって容易に絶滅のお それが高まる。 5. 自然の回復状況を表している。 6. 良好な環境の指標となる。 7. タイプロカリティ(基準産地、模式産地)*1など、学術的な価値が高い。 8. 近年、伊豆諸島または小笠原諸島に定着しつつある。 |
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● | ランク外 | ![]() |
当該地域で生育・生息が確認されているが、上記カテゴリーに該当しないもの | ||
● | データ無し | ![]() |
当該地域において生育・生息している(していた)可能性があるが、確実な記録や情報が得られなかったもの | ||
● | 非分布 | ![]() |
生態的、地史的な理由から、もともと当該地域には分布しないと考えられるもの 但し、鳥類では、確認記録があっても当該地域が主たる生息域ではないと判断される場合*2は、非分布として扱った |
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*1分類・命名に使用した基準となる標本を採集した地点。 | |||||
*2鳥類は、移動能力が大きいため通常の生息地域を離れて偶発的に飛来する場合がある。そのため、都内で生息記録があっても、記録回数が少なくかつ既知の生息地域から大きく外れているなど、主たる分布域ではないと判断された場合には「非分布」とした。 |