アイナエ | |||
Mitrasacme pygmaea 合弁花亜綱 マチン科 |
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形態・生態 |
一年草。高さ5~15cm。茎はごく繊細、下部に数対の葉が対生につく。葉身は卵形。花は枝先に数個、やや輪状につく。花冠は白で、径約3mm。さく果は卵形。花期は8~10月。丘陵地の草原や芝草地に生育する。 |
分布の概要 |
本州、四国、九州、南西諸島 |
都における生育・生息環境 |
各地の公園などに生育するが場所は芝草地などに限られる。 |
都における生存に対する脅威や保全上の留意点 |
植生遷移の進行や宅地開発などが本種の生存を脅かす主な要因であると考えられる。工事に際して自生地を保全することや、草刈りなどの管理を行うことが望ましい。 |
関連文献 |
多摩市文化振興財団(編), 2004. 多摩市の植物目録. パルテノン多摩資料叢書第1集. 84 pp. |
東京薬科大学植物研究部(編), 1967. 狭山丘稜の植物. 東京薬科大学. 71 pp. |
執筆者 |
奥田重俊 |