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アイノミドリシジミ |
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Chrysozephyrus brillantinus チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 |
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形態・生態 |
開長35~40mm程度で、尾状突起は3mm位である。♂の翅表は強い光沢をもった黄緑色で、前後翅共幅広く黒色で縁取られる。♀の翅表は黒褐色で、前翅中室周辺に赤斑(A型)、青斑(B型)、斑無し(O型)、赤青斑(AB型)が出現する。翅裏の地色は暗褐色で、後翅中央の白帯は細く、内側の黒い縁取りはほとんど認められない。尾状突起がある。年1回夏に発生し、幼虫は主にミズナラを食べる。 |
分布の概要 |
北海道、本州、四国、九州 |
都における生育・生息環境 |
自然環境の残る西多摩でわずかに記録があるので、生息しているものと思われる。南多摩は1960年代以降記録がなく、絶滅した可能性が高い。 |
都における生存に対する脅威や保全上の留意点 |
多様な植物が生育する樹林環境を維持することが望ましい。 |
関連文献 |
倉地正・栗山定(編), 2007. 東京都の蝶類データ集2007. グループ多摩虫. 188 pp. |
西多摩昆虫同好会(編), 1991. 東京都の蝶. けやき出版. 200 pp. |
執筆者 |
福田晴男 |