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ツマグロキチョウ |
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Eurema laeta チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 |
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形態・生態 |
開長30~35mm程度で、モンシロチョウよりも一回り小さい。翅表の地色は黄色で、前翅端がとがる。特に秋型は鋭くとがる。秋型では後翅裏面には茶褐色の筋が横に入る。年数回発生し、成虫で越冬する。幼虫はカワラケツメイを食べる。 |
分布の概要 |
本州、四国、九州 |
都における生育・生息環境 |
カワラケツメイが生育する河川敷などが主な生息地であったと思われる。 |
都における生存に対する脅威や保全上の留意点 |
1990年代に入り絶滅したようである。1960年代までは、区部を含め個体数も多かった。特に秋型はかなり見られた。河川の改修で食草が減ったことも一因であろうが、詳細は不明である。 |
関連文献 |
倉地正・栗山定(編), 2007. 東京都の蝶類データ集2007. グループ多摩虫. 188 pp. |
白水隆, 2006. 日本産蝶類標準図鑑. 学習研究社. 336 pp. |
執筆者 |
福田晴男 |